準備に1年以上かかりましたが、クルの長期保存クッキーが登場しました!
お店でも人気の「しお」「チョコ」味の2種類をご用意しました。
いつもの味を、いざというときのために。
普段のおやつとして食べていただいても美味しくお召し上がりいただけます。
大切な方へのプレゼントとしてもぜひご利用ください。
東日本大震災のとき、クッキーはとても無力なものに感じました。
栄養にもならないし、むしろクッキーを売ることが悪いことのようにも思っていました。
でも、クルのお客様が日常の中で、
いつものクッキーを買いに来てくれて、
「これが楽しみで頑張れます!」とおっしゃっている姿を見て
「もし、今災害があってクルが営業できなくなったら、お客様たちはクルのクッキー食べ
られなくなるんだ」
「お客様たちの日常にクッキーがなくなるんだ」
と思ったら、不思議な焦りのような気持ちが湧き上がりました。
クルがもしなくなっても、
お客様のお家にあらかじめクッキーを届けておけたら・・・
そんな想いから、このプロジェクトが始まりました。
震災の支援をきっかけにご縁をいただいた、
岩手県野田村の民宿「苫屋」の久美子さんからこんな話を伺いました。
「震災の時に配られたのは菓子パンばかりで、
菓子パンって、普段食べてる人ってそんなに多くない。
だから心が辛くなってくる。
みんな、誰かと集まる時や、自分へのご褒美に美味しいお菓子を囲みたくなる。
それって特別な時間なんじゃなくて、それこそが「日常」なのよ。
避難所で、おかあさんたちが集まって手仕事をすることになった時、
まず言われたのが
「お茶菓子が欲しいわ」
そんな時、大袋に入ったお菓子じゃなくて
クルのおともクッキーがあったら、、
そう思った。」
長期保存というと工場のレーンで作られていると思われるかもしれませんが、前田食品(株)さんの工房で、クルで作られているのと同じように手作業で丁寧に作られています。
その分たくさんの量は作れませんが、届くべきかたの手にお届けできたらと願っています。
小麦粉はクルのある北本市産の小麦粉にて製造しています。
缶へ詰める作業は浜松の障がい者の就労支援を行なっているくるみ共同作業所さんにお願いしています。
こちらも一つ一つを丁寧に梱包してくれています。
ぜひお手に取ってご確認ください。
パッケージはフリーのデザイナー「tree」の清水槙子さんにお願いしました。
おともクッキーへの想いをしっかりと受け止め、その上でとてもかわいいデザインに仕上げてくれました!
このおともクッキーを作るにあたって、ふるさと納税型のクラウドファンディングを利用しました。
118人、1.125,000円のご支援をいただきました。
ありがとうございます!
おともクッキーが出来上がるまでのプロセスを詳しくnoteに綴っています。
ぜひお読みください。